小説「仲田の海」

大愛知なるへそ新聞 掲載

仲田の海(文庫版)

「仲田の海」はあいちトリエンナーレ2016に出展された山田亘氏のプロジェクト「大愛知なるへそ新聞」において発表された小説作品です。
「なるへそ新聞」とはひとの記憶を元に紙面を構成していく新聞発行プロジェクトであり、個人的な昔の出来事があたかも昨日起こった出来事のように記事になっていくというものです。わたしは紙面上で連載小説の枠を担当し、自分の母親の幼少の頃(昭和30年代後半)の記憶を元に小説を書きました。また、連載した小説はなるへそ新聞最終号発行後に文庫化されました。